3月の6日から始めたDERME合宿、ひとことで言うと・・・
「本当に来てよかった!」
1ヶ月のあいだにマイナス10kgを達成し、
今まで飲んでいた向精神薬も断薬することができました。
途中で身体も気持ちもしんどくなったり、やっぱり私には無理かもしれないって心が折れそうにもなりました。
けど、スタッフのみなさんが支えてくださったり、合宿生の方と励まし合ったりして、何とか乗り切りここまで減量することが出来ました。
みなさん、1ヶ月間本当にありがとうございました。
私はごはんを食べる事が大好きで、運動が苦手で、メンタル的に弱くて仕事をしても続かない。
こんな見た目だから自信が持てなくて友達もなかなかできず、毎日パソコンとスマートフォンの画面を見て生きてきました。
だけど25歳を目前にして、ある日思ったんです。
「このままじゃ私は一生こんな生き方をして、本当にやりたいことも、本当の自分も出せないまま腐っていってしまう。それはいやだ!変わりたい!」
そこで考えました。自分の人生の中で一番の障害になっているものは何か。私の場合、それは自分の体型でした。
小さい頃からぽっちゃりとしていて、身長の伸びが止まってからも体重だけがすくすくと成長してしまい、気が付けば自分の過去には一度たりとも”標準体型”だった時期がありません。
好きな服も着れない。堂々と人前に出られない。
人混みでは他人の視線が気になる。「私のことを笑っている?」
世界は敵だ、って1人で考えを煮詰まらせて、毎日必ず自死について考えていました。
だけど、その傍らにはいつもインターネットがありました。
この合宿で一番良かったのは”寮にスマホを持って帰れない”事です。
最初はスマホがないことがとても心細くて、つまらなかったです。
でもインターネットを覗かない夜の開放感、ふしぎな安定感、自分の身体をケアする時間が長くとれる、そして日記を書いたり、持ってきたノートにいろんなことを書いていくことで、優しい気持ちで自分と向き合える事。
これら全ての事に気付いて愕然としました。
私ってこんなにインターネットに、ソーシャルに縛られてたんだなぁって。
運動する事が思いの外気持ちよくて楽しかっただとか、自分でも食事を我慢する事が出来たこと、低カロリーで量がひかえめな食事でも満足出来るようになったこと、この食べ物はこの栄養素でどれくらい食べたらいいのかとか、食べすぎちゃった後の対処法、体重との向き合い方、それから「私でも1ヶ月頑張ることができた」という事実から来る自信!この合宿で得られた事、たくさん他にもあります。
そしてその全てが私に足りていなかったことや、必要だったこと。
うすうす感じていたけど、気づかないフリをしてきたことなど。
私がこれからの自分自身の人生を歩んでいくにあたって、とても大切なことたちだと思います。
合宿を始めた頃より、今の方が痩せたい気持ちが強いです。まだまだ自分の身体も心もいらないものが付いていて、私はそれらを取り払って本当の自分になりたいから。
この合宿は私が変わるための助走でした。とってもいいスタートを切れたと思います。
世界は敵じゃないし、私も駄目な人間・不要な人間じゃない。
自分が本当に求めている結果、幸せになる事をしっかり目指してこれからも毎日修行を続けていきます。
ありがとうございました!