2017年年末に6月から半年、イギリス留学を決め、その為に自分が抱えている病を本気で治したいと思った。下剤と抗うつ剤が生活を支えるお守りだと思っていた。
私は薬で寝て、薬で脳を起こし、薬があるから1日を生きていける。心療内科を受診してから6年間ずっとそう思ってきた。でも、海外ではそのお守りが手に入らないかもしれない。だから6月までの半年、薬から卒業するために何が出来るか探し、出会ったのがメディケアセンターだった。
当初、正直なところ半信半疑だった。世の中はたくさんの情報であふれているから。
一番はじめにセラピストさんに「私に乗っかってくれないと結果は出ない」と言われ、自分1人で頑張る必要がないのだと安心した。
すべてを委ねてセラピストさんの言う通りの日々を過ごす事が私の今回の目標になった。
毎日不安に襲われてはセラピストさんに相談をした。ほぼ毎日泣いていた。それでも辛抱強く聞いてくれて、悩みの原因を考え、対処の仕方を提案してくれた。
トレーニングも体力や筋力をしっかり見定め、日々、１歩１歩階段を登っていくように段階的なメニューを提供してくれた。
はじめから一番最後のメニューを提案されていたら、今頃筋トレもウォーキングも嫌いになっていただろうし、3日目くらいで逃げ出していたと思う。
減量しか頭になくて、1日中その数字で頭の中がいっぱいだった。でもセラピストさんはずっと健康の話をしてくれた。
健康とは何か。どうして健康が必要なのか。
そのおかげで6年間お守りだった薬を手放す覚悟ができ、10日目に診療内科の先生にその旨を伝える事が出来た。
理事長、セラピストさん、トレーナーさんに乗っかったおかげで、私の体を傷つけていた下剤や薬をなくす事ができ、自分が変わろうと思って実行する大切さ、そして努力をすれば変われるという事を学んだ。もちろん努力を続ける大切さも・・・。

まだ不安はいっぱいで、留学して環境が変わってしまうことも怖いけどきっと大丈夫だと思う。
私自身が日々変わろうと思って実行すれば、変わる事が出来るから。

「誰も私の事なんか分かってくれない」と6年間悩み続けた事がたった2週間で消えた。
正しい知識を教えてくれた事、考え方の方向性を導いてくれたこと、いつでも明るく優しく強く、励まして接してくれた事本当にありがとうございました。
今後もまだまだお世話になります。よろしくお願い致します。
私は絶対変わり続けます。