昨年の暮れに父が亡くなり、改めて自分の健康について考えました。小さい頃からコロコロしており、苦もなく、毎日過ごせる事で肥満に無関心。年頃になって も男性の洋服を平気で着たり、大きな病気をする事も無く、今の現状に慣れていました。階段の昇り降りにおいては息が切れる事が普通に思えていました。
そ ういった現状ですので、ダイエットしても続かす、運動なんてとんでもない事でした。しまいにはこの体が個性的と思えてしまう始末。ただ、３０歳を過ぎると 笑っていられるような状況が減り、今回の父の死をきっかけに出直したい気持ちになったのです。コーケンメディアはインターネットで知ったのですが、戸惑う 事無くすぐ一ヶ月の合宿をお願いしました。
初日の検査で楽天的な私も顔が青ざめる結果がでました。３６年の積み重ねた脂肪は静かに自分の体を病魔に導いていました。この結果に１ヶ月は素直に言われた事を聞き、嫌いな運動も自分なりに一生懸命すると決め取り組みました。
合 宿では毛嫌いしていたサプリも美味しく飲める様になった事は嬉しかったですし、それにみるみる肌が綺麗になった事など、毎日の変化に自分の体に感心しきり でした。体重もはじめの１０日はまるで急な階段を降りる様に落ちました。しかし、このまま１０kg減なんてすぐかもと思っていた私にも停滞期はやってきま した。
とりあえずストレスは溜めないように自分なりに工夫していましたが、あまりに停滞期が続くと気持ちのコントロールがままならず弱音が出始め ました。そんな私に川上先生が「わたしはまだまだ煮詰まってないから大丈夫よ。」の一言で心が楽になり、重い扉が開いた様な気持ちになりました。その日か らまた少しずつ体重が落ち始めました。
気持ちというのはとても大事で、自分を信じる事の大切さをこのとき実感しました。また嫌いなジムトレーニン グも楽しめるように先生方に工夫してもらい、体力と筋肉という素敵なプレゼントも貰いました。こうなると欲が出て６０kg台を見てはずみをつけて帰りたい と思い、お願いして合宿を１週間延長してもらいました。
この３８日間打てば響く的確なアドバイスを貰い、信頼できる理事長さんや先生方に支えられ この大台も超えここまで来れました。一人で平気と言いながら、淋しがりの私を見抜き、孤独にならない様にいつも話しかけ気にかけてくれた事を感謝していま す。まだまだダイエットは続きますがこの信頼関係を壊さぬよう、自分の気持ちをコントロールしながら楽しく運動と食事療法をしていきます。本当にありがと うございました。

CTスキャンで見るダイエット効果

CTスキャンの見方、腹腔内脂肪・皮下脂肪についての説明はこちら

ダイエット開始前		ダイエット開始後

	ダイエット開始前	ダイエット終了後
腹腔内脂肪面積	12,003	7,853
皮下脂肪面積(cm2)	31,120	23,471