「20日を振り返って…」
メディケアセンターのスタッフの皆さん20日間お世話になりました。今はとても清々しい気持ちです。
過食嘔吐が始まって5年。一生治らないかもしれないという不安を抱えながらも、それでも治したくて半信半疑で参加した合宿も今日で終わり。あっという間でした。ここでの生活は自分との葛藤にいかに立ち向かって乗り越えるかで結果が出るんだなと痛感しました。私自身、夜が一番辛かったです。空腹と『過食しちゃえ』という強迫感に襲われ、眠れない日が多々あったからです。3週間のうち2回、本当にひどいくらい『食べたい！！！』って思ったときがあったけれど、そのときふと今までの事がフラッシュバックしてきました。そうしたら急に冷静になった自分がいて「今、ここで過食したら一生私は治らない…あんな辛い思いをするのは嫌だ」と思い、抑える事ができました。その次の日の朝は心が晴れ晴れしていて「私、自分に勝ったんだ！」という自信が湧いてきました。嬉しかったです。この繰り返しで私は治るって自己暗示していくようになれました。 こうやって前向きになれたのは、ここで正しい知識を学べたからだと思います。普通の食事の仕方さえ分からなくなっていた私だったので、食事＝太ると変な考え方がありました。でも、栄養や食事の大切さ、運動、休む事の重要さを勉強した事で、徐々に食べる事を受け入れられるようになりました。2週間目後半くらいから自分でも驚くくらい意識が変わって「食べないと身体に悪くて、食べても太らない！」と思えるようになって「私は絶対過食嘔吐治る。治る。」と前向きになりました。そうしたら今後の生活が楽しみになって、少しずつ規則正しい生活をを送っていこうと思いました。 毎日毎日、合宿中にスタッフの方々と話す事で元気をもらい、勇気づけてもらって、理事長と話すとなんだか自分に自信が持てて、昨日の最後の面談の時も「一ヶ月後体重減ったらご褒美くれる」って約束して、なんだか不思議とパワーが湧く人物でした。 セミナーのおかげで正しい食事法が分かって、一昨日１人で外食も出来るようになりました。ここにきて本当に良かったです。（でも、もう合宿はしたくないけど…＾＾；）

アフターケアの事もすごく丁寧な感じで、メディケアセンターを出てから不安があってもセンターの方々の支えがあると思うと安心できます。でも、私絶対に治るので見ていて下さい！（少しでも「帰ってから不安…」とか「自分一人では…」と書くと自信がなくなりそうで怖いので、強気でいかせて下さい）

「私は大丈夫！私は大丈夫！」

こうやって思えたこの合宿に感謝です。過食嘔吐は人に治してもらってどうこう解決するものではなくて、一番は自分とちゃんと向き合って戦う事です。でもやっぱり一人ではどうにもならないものです。そのサポートとしてこちらには大変お世話になったから変われたと思います。 ありがとうございました。１ヶ月後、理事長との約束ちゃんと果たして帰ってきます。 自分に負けません！！20日間、大変お世話になりました。